私は40年近く前から清掃の仕事をしてきました。
その当時、「安全性」という言葉はほとんどなく、洗剤などの知識も持っている清掃業者はほぼいなかったように感じます。
恥ずかしい話(当時を知ってる方達とは笑い話にもなりますが)洗剤の希釈など常にいい加減
まずはバケツの水に洗剤を「ドボッ!」
汚れに応じて「ドボ、ドボッ!」
これはひどいなあという時は「ドボ、ドボ、ドボッ!」
こんな感じでした。
当時は清掃業界なんてこんな感じなので、その他の事もこんな感じ。
床清掃の時に除塵もしないで洗浄始めたり(端にホコリが溜まり、そこにワックス塗るので乾燥すると手抜きが分かってしまうのですが)
安全性なんて気にもしないので剥離剤を素手で触り、手の皮が・・・
なんて事も私自身も経験しました。
時は流れて、令和の今
剥離剤も良くなり、素手で触っても↑のようにはならないでしょう。
「安全」「安心」「環境」などの言葉も意識するようになりました。
単価は下がり、儲けるのが難しくなりました。
市場は大きくなりましたが、業者数も増えているのでより競争が激しくもなりました。
話は「掲題」の話になります。
各メーカー様から「安全」「安心」という洗剤や消臭剤が販売され日本全国で業者は活用しています。
アメリカのお墨付きという物も輸入し販売している業者も多くいらっしゃいますね。
単純な疑問ですが、そのような「安全性のお墨付き」がある消臭剤
使うと咽る(むせる)物があるし、使用している方の中には「咽るくらいの量を使用しないと効果が無い」という方もおります。
「うん・・・?」
勘の良い方ならすぐお分かりになるでしょうが、
「咽るという事は体が拒否しているという事、それって本当に安全性高いの?」
北村先生にも聞いてみました。
先生のお答えも「咽るという事はねえ・・・」
消臭剤だけでなありませんが、
メーカーや販売店のセールストークを真に受けない方が良いのでは?
そんな事思いました。
お金よりも健康が大切
あなたの健康、周りのスタッフの健康
大事です。

